わらわはバグじゃ!

第6話

ハブとの遭遇

最近、わらわは夜遊び常習犯。
マオに会わぬよう、夜ごと散歩に出かける不良(?)娘。
夜の散歩はなかなか快適なので、帰る時間も忘れて遊び狂っていると、
の声がする。

『バグ〜、バグ〜、』

これが、遊び終了の合図だ。
その日も、いろんなイタズラをして帰ると、が驚いた顔をしている。それもそのはず、わらわの頭から血が出ていたからだ。

なぜかって?

それはニョロニョロした変なヤツにちょっかいを出したからじゃ。
その直後、頭に一撃くらってしまった。
みるみるうちに、膨れあがり、ちょっと気分が悪くなったぞよ。

実は、このニョロニョロしたヤツがとんでもないヤツだったらしく、わらわは翌日、病院へ行くはめになった。
後でわかったのだが、ニョロニョロしたヤツの正体は『ハブ』という毒ヘビだったのだ。

「怖いぞよ〜」

病院には、頭が2、3倍に膨れ上った犬や猫がいたが、あれもたぶんハブにやられたのだな。

「みんなも気をつけるのじゃぞ!」

ということで、次回は、病院の話。
「お楽しみに-じゃぞぇ!」